トラックボールマウスは親指でボールを直接転がすぶん、皮脂やホコリが溜まりやすいんですよね。放っておくとカーソルが引っかかったりして、ストレスの原因になります。
でも安心してください。掃除自体はやり方さえ分かれば数分で終わります。特別な工具も洗剤も要りません。
この記事では、MX Ergo Sの掃除手順を、ロジクール公式が推奨している方法をベースに、私が実際にやっているやり方も交えて紹介します。「ボールってどうやって外すの?」「何で拭けばいいの?」という疑問をまるっと解消できる内容にしました。
掃除に必要な道具
まず用意するものから。どれも家にあるもので大丈夫です。
- エアダスター(ホコリを吹き飛ばすやつ)
- 柔らかい布(マイクロファイバークロスや眼鏡拭きが理想)
- ボールを押し出す細い棒(割り箸、ペンの後ろ側、綿棒など)
ロジクール公式は「水で軽く湿らせた糸くずの出ない柔らかい布」を推奨しています。マイクロファイバークロス(細い繊維で作られた拭き取り用の布)があればベストですが、眼鏡拭きでも代用できます。
ボールを押し出す棒については後で詳しく説明しますが、Amazonで「MX ERGO ボール着脱用スティック」を検索すると専用のマグネットスティックも見つかります。頻繁に掃除する人には便利なアイテムです。
特別なクリーナーや洗剤は不要なので、追加で買い揃える必要はないですよ。
掃除の前にやっておくこと
掃除を始める前に、本体の電源を切っておきましょう。電源スイッチは本体の底面にあります。
電源を切る理由は、ボールを外すときにカーソルが意図せず動いてしまうのを防ぐため。念のため、というレベルの話ですが、誤クリックによる余計な動作を防ぐことができます。
ボールの外し方
ここが一番気になるポイントですよね。手順は3つだけです。

- 本体を裏返す
- 底面のメタルプレート(角度調整プレート)を外す
- プレートの下にある小さな穴に棒を差し込んでボールを押す
メタルプレートは磁石でくっついているだけなので、軽く引っ張ればパカッと外れます。工具は不要です。

プレートを外すと、ボールの裏側に小さな穴が見えます。この穴がけっこう小さくて、指では押せないんですよね。私も最初は指で押せると思っていたんですが、女性の指でも入らないくらいのサイズです。
そこで割り箸やペンの後ろ側、綿棒など、細めの棒を穴に差し込んでボールを内側から押します。軽く押すだけでボールがポロッと外れます。

注意点としては、金属製のとがった先端を直接ボールに当てないこと。ボールに傷がつくとカーソルの動きが悪くなる原因になります。
掃除の手順
ボールが外れたら、いよいよ掃除に入ります。やることは大きく3つです。
1. ボール本体を拭く
ロジクール公式の推奨は「水で軽く湿らせた柔らかい布」での拭き取りです。布をほんの少し湿らせて、ボール表面の皮脂汚れを拭き取ります。
ボールを直接水に浸けたり、水をかけたりするのはNG。あくまで布を軽く湿らせる程度で十分です。仕上げに乾いた布でから拭きしておきましょう。
ちなみに正直に書くと、私はデスクをマイペットで拭くついでに本体とボールも一緒に拭いてしまっています。今のところトラブルは起きていませんが、これは推奨された方法ではありません。マイペットのような住宅用洗剤を使う場合は自己責任でお願いします。心配な方は素直に水拭きで。
2. 受け口にエアダスターをかける
ボールを外した本体側を見ると、ボールを支える小さな白い球が3つ並んでいます。これが「支持球」と呼ばれるパーツで、ここにホコリが溜まりやすいんですよね。

ここにエアダスターを吹き付けて、ホコリを飛ばします。長く吹き付ける必要はなく、シュッ、シュッと2〜3回で十分です。
綿棒があれば、支持球の周りを軽くなでるようにホコリを取るとさらにスッキリします。ただし支持球そのものを強くこすったりはしないでください。
3. ボールを戻す
掃除が終わったら、ボールを受け口にはめ込みます。位置を合わせて軽く押せばOK。
そのあとメタルプレートを元に戻し、電源を入れてカーソルがスムーズに動くか確認しましょう。
使ってはいけないもの
念のため、避けたほうがいいものもまとめておきます。
- アルコール類(ラバー部分の劣化や変色の原因になる)
- 漂白剤入りの除菌シート
- 研磨剤入りのクリーナー
- 溶剤系のクリーナー
基本は水で軽く湿らせた布で十分。それ以外は手を出さないのが一番安全です。
どのくらいの頻度で掃除する?
ネット上の解説記事を見ると「週1回」を推奨しているものが多いです。
ただ、これは正直けっこう神経質な頻度だと思います。私の場合は2週間〜1か月くらいの間隔で、気が向いたタイミングで掃除しています。それでもカーソルが引っかかったり動きが悪くなったりというトラブルは一度も経験していません。
なので個人的には、月1回くらいのペースで予防的にやっておけば実用上は十分という感覚です。「カーソルが引っかかってきたな」と感じたら早めに掃除する、くらいのゆるい運用で問題ありません。
毎週きっちりやらなきゃ、と気負わなくて大丈夫ですよ。
ついでにやっておくと気持ちいいこと
ボール掃除のついでに、こんなところも軽くケアしておくとさらに快適です。
- 本体表面(手のひらが当たる部分)を布で拭く
- Easy-Switchボタンや各ボタンまわりにエアダスター
- メタルプレートのグリップ部分(ゴム面)を布で拭く
特に手のひらが当たる部分は皮脂で意外と汚れているので、たまに拭いてあげると気分もリフレッシュします。
まとめ
MX Ergo Sの掃除をおさらいするとこんな感じです。
- 用意するのはエアダスター、柔らかい布、ボールを押し出す棒の3つだけ
- 底面のメタルプレートを外すとボール押し出し穴が出てくる
- 穴は小さいので指では押せない。棒が必要
- 公式推奨は「水で軽く湿らせた布」での拭き取り
- 月1ペースでの予防掃除で実用上は十分
トラックボールの掃除って一見ハードル高そうに見えますが、やってみれば本当にシンプル。一度コツをつかめば数分で終わります。
カーソルの動きが気になってきたな、というタイミングでぜひ試してみてくださいね。


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